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Google Workspace(G Suite)またはMicrosoft 365のメールサーバーを先進認証(OAuth 2.0)で利用できますか。

FAQ ID:NEO-T0710

該当商品:クラウド版・パッケージ版

対象バージョン:V6.1 R1.0以上

desknet’s NEOのバージョンが「V6.1 R1.0」以上である場合、Google Workspace(G Suite)またはMicrosoft 365のメールサーバーを先進認証(OAuth 2.0)で利用しメールの受信/送信を行うことが可能となります。

※2022年10月1日よりMicrosoft 365(Exchange Online)の基本認証が順次廃止されます。ウェブメールおよびウェブメールIMAPでMicrosoft 365をメールサーバーとしてご利用のお客様はdesknet's NEO V6.1以上にアップデート後以下の設定を行っていただく必要がございます。

※送信はV7.1 R1.0以上より対応いたしました。


前提

1)Google Workspace(G Suite)またはMicrosoft 365のメールサービスをご利用である事。

動作確認済みOAuthサービス

※無料版Gmailはご利用いただけません。


2)ご利用のdesknet’s NEOのバージョンが「V6.1 R1.0」以上であること。


3)desknet’s NEOのサーバーがSSL(https://~で始まるURL)に対応していること。


4)desknet’s NEOのサーバーから以下のURLに対しアクセスが可能であること。(※https通信の許可が必要です。)


<Google Workspace(G Suite)とOAuth認証を行う場合>

・https://accounts.google.com/~

・https://oauth2.googleapis.com/~

<Microsoft 365とOAuth認証を行う場合>

・https://login.microsoftonline.com/~



管理者設定:管理者側による事前設定

1)システム管理者権限を持つユーザーにてOAuth認可サーバーの設定を行います。

Google Workspace(G Suite)のOAuth認可サーバーの利用方法について

Microsoft 365のOAuth認可サーバーの利用方法について



ウェブメール:利用者側の操作手順

<システム管理者で行う場合>

機能管理の[個人アカウント設定/共有アカウント設定]のアカウント設定にて、先進認証(OAuth 2.0)を利用するアカウントを選択いただき、以下の認証を行ってください。

1)「受信メールサーバー」の[認証方式]欄を「XOAUTH2」にチェックいただき、「OAuth認可サーバー」を管理者ユーザーにて設定された認可サーバーを選択し「認証」ボタンを押下してください。


2)V7.1 R1.0以上をご利用の場合は、「送信メールサーバー」の[送信時の認証情報]欄で「ユーザーID」を設定し「OAuth認可サーバー」で選択したサーバーに対して「OAuth認可サーバー認証」ボタンで認証してください。

※認証作業はシステム管理者が一括で行うことは出来ず、開いているアカウントで利用しているGoogle Workspace(G Suite)/Microsoft 365のメールアドレスに紐づいたアカウントでそれぞれ認証いただく必要がございます。

ユーザーに個人アカウントを追加する


<各ユーザーが個別に行う場合>

ウェブメールの画面上部の[設定]→アカウント設定にて、先進認証(OAuth 2.0)を利用するアカウントを選択いただき、以下の認証を行ってください。

1)「受信メールサーバー(POP3)」の[認証方式]欄を「XOAUTH2」にチェックいただき、「OAuth認可サーバー」を管理者ユーザーにて設定された認可サーバーを選択し「認証」ボタンを押下してください。


2)V7.1 R1.0以上をご利用の場合は、「送信メールサーバー(SMTP)」の[送信時の認証情報]欄で「ユーザーID」を設定し「OAuth認可サーバー」で選択したサーバーに対して「OAuth認可サーバー認証」ボタンで認証してください。

※管理者設定-[共通設定]にて「個人毎のアカウント設定」欄が「許可する」と設定されている場合、各ユーザーで個別に認証作業が行えます。

※認証作業は開いているアカウントで利用しているGoogle Workspace(G Suite)/Microsoft 365のメールアドレスに紐づいたアカウントで認証いただく必要がございます。


以上で、ウェブメールのアカウント設定で選択されている受信/送信メールサーバーでのOAuth認証によるメール送受信の利用設定完了となります。



ウェブメールIMAP:利用者側の操作手順

<システム管理者で行う場合>

機能管理の[アカウント設定]にて、先進認証(OAuth 2.0)を利用するアカウントを選択いただき、以下の認証を行ってください。

1)「受信メールサーバー」の[認証方式]欄を「XOAUTH2」にチェックいただき、「OAuth認可サーバー」を管理者ユーザーにて設定された認可サーバーを選択し「認証」ボタンを押下してください。


2)V7.1 R1.0以上をご利用の場合は、「送信メールサーバー」の[送信時の認証情報]欄で「ユーザーID」を設定し「OAuth認可サーバー」で選択したサーバーに対して「OAuth認可サーバー認証」ボタンで認証してください。

※認証作業はシステム管理者が一括で行うことは出来ず、開いているアカウントで利用しているGoogle Workspace(G Suite)/Microsoft 365のメールアドレスに紐づいたアカウントでそれぞれ認証いただく必要がございます。

ユーザーにアカウントを追加する


<各ユーザーが個別に行う場合>

ウェブメールIMAPの画面上部の[設定]→アカウント設定にて以下の認証を行ってください。

1)「受信時の認証方式」欄を「XOAUTH2」にチェックいただき、「OAuth認可サーバー」を管理者ユーザーにて設定された認可サーバーを選択し「認証」ボタンを押下してください。


2)V7.1 R1.0以上をご利用の場合は、「送信時の認証情報」欄で「ユーザーID」を設定し「OAuth認可サーバー」で選択したサーバーに対して「OAuth認可サーバー認証」ボタンで認証してください。

※管理者設定-[共通設定]にて「個人毎のアカウント設定」欄が「許可する」と設定されている場合、各ユーザーで個別に認証作業が行えます。

※認証作業は開いているアカウントで利用しているGoogle Workspace(G Suite)/Microsoft 365のメールアドレスに紐づいたアカウントで認証いただく必要がございます。


以上で、ウェブメールIMAP > システム管理 > メールサーバー設定にて入力された受信/送信メールサーバーでの、OAuth認証によるメール送受信の利用設定完了となります。

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