スケジューラーは、サーバーマシンを起動する際に一度だけ起動する必要があります。

※サーバーマシンを毎日再起動する運用の場合、Windows OS付属の「タスクスケジューラー」等で、サーバーマシンの起動後に、自動的にスケジューラーを起動するよう設定することをお勧めします。「タスクスケジューラー」の詳細は、マイクロソフト社のサポートサイトをご参照ください。

※desknet’s NEO V3.5 R1.1以降では、0時以降の最初のログイン時にスケジューラーが自動起動するよう仕様変更しています。本手順は必ず実施する必要はありませんが、0時以降にバックアップやサーバーメンテナンスのためスケジューラーを停止する場合は、再度スケジューラーを起動するため、本手順を行ってください。

■ 手順

1. バッチファイルの作成

スケジューラーを起動するためのバッチファイルを作成します。

desknet’s NEOをインストーラーよりインストールした場合、desknet’s NEOのインストール先に「zscheduler.bat」というファイルが存在しています。このファイルを、Windows付属の「メモ帳」などのテキストエディターで開いてください。

ファイル内に記述されている、「zbatscheduler.exe」のフォルダパスと、desknet’s NEOのインストール先の指定が、正しいことをご確認ください。

[ファイル内記述例]

"C:\Inetpub\Scripts\dneo\zbatscheduler.exe" "C:\Inetpub\Scripts\dneo" 5

• 最初の文字列は、「zbatscheduler.exe」ファイルを指定します。
• 2番目は、desknet’s NEOのインストール先フォルダまでのフルパスを指定します。
• 3番目は、スケジューラー起動後の実行間隔です。「5」を指定してください。

2. バッチファイルの実行

Windows付属の管理ツール→「タスクスケジューラー」より起動します。

詳細は「スケジューラーの設定.pdf」をご参照ください。

※サーバーOSがWindows Server 2012である場合をもとに記載していますが、手順は他のWindowsOSでも同様です。

※資料内のバッチファイル内の「△」は、半角スペースとして読み替えてください。

3. スケジューラーの起動確認

正しく起動すると、Windows付属の「タスクマネージャ」にて、起動開始時間以降に「zbatscheduler.exe」が表示されます。