FAQ ID:NEO-T0240
該当商品:パッケージ版
対象バージョン:全バージョン
以下の内容のご確認と実施をお願いいたします。
1. 必ず事前にdesknet’s NEOデータのバックアップを行ってください。
・PostreSQLの場合、以下をご参照ください。
- データのバックアップおよびリストアの方法【Windowsサーバー - PostgreSQL対応版】
- データのバックアップおよびリストアの方法【Linuxサーバー - PostgreSQL対応版】
・SQL Server / Oracleのデータのバックアップおよびリストアの方法は、付属の資料をご確認いただくか、desknet's NEO ユーザーサポート窓口までお問い合わせください。
2. 適用いただくリビジョンアップモジュールが正しいかご確認ください。
FAQ「現在使用しているdesknet's NEOのバージョンの確認方法」
3. ユーザーがdesknet’s NEOにアクセスしていないタイミングで行ってください。
desknet’s NEOをご利用いただいている方に、アクセスの停止を通知してください。
データのコンバート中に、desknet’s NEOにてデータの登録や変更・削除、メールの受信などを行うと、リビジョンアップ処理に失敗する場合があります。
4. desknet’s NEOの[スケジューラー][文書管理自動取込]サービスが起動している場合は、停止してください。
・Windowsの場合:
タスク マネージャ―を起動し、「zbatscheduler.exe」「zbatdocreminder.exe」が起動している場合は選択し、タスクの終了を行います。
・Linuxの場合:
以下のコマンドを入力します。
[コマンド]
# pkill -9 zbatscheduler # pkill -9 zbatdocreminder
5. ウイルスチェック製品を停止してください。
リビジョンアップ中に、ウイルスチェック製品などによりファイルの検疫が行われると、データの不整合が発生し、リビジョンアップに失敗する場合があります。
6. バックアップソフトウェアを停止してください。
リビジョンアップ中にバックアップなどを行うと、処理性能に大きく影響します。
7. サーバーの再起動時間を確認してください。
リビジョンアップ中にサーバーの再起動などが行われると、データの破損や欠落につながります。絶対に再起動は行わないようお願いいたします。WindowsOSの場合は、”Windows Update”などによる自動更新後の再起動にご注意ください。
8. ホームディレクトリ(ドキュメントルート)のパスを確認してください。
サーバーにて、Webサーバーで設定しているホームディレクトリのパスを事前に確認してください。
デフォルトのパスから任意に変更している場合は特に注意してください。インストールする際にそのパスを指定してください。
9. バージョンアップモジュール/リビジョンアップモジュールのインストールは、Administrator権限を持つユーザーでログインして実行してください。
10. V5.0以上をご利用で、かつ「ウェブ会議、SmartViewer」のサービス(「desknet's NEO real time server」or「desknet’sNEO-WebMeeting」)が起動している場合は、そのサービスを停止してください。
※ウェブ会議・SmartViewerをご利用でなくても、サービスが起動している場合があります。念のためご確認ください。
V6.1以降
Windowsの場合:Windowsのサービス一覧より「desknet's NEO real time server」サービスの停止を行ってください。
Linuxの場合:ターミナルにてrootユーザーでログインし、「systemctl stop dneows」コマンドを実行してプロセスを停止してください。
V6.0以前
Windowsの場合:Windowsのサービス一覧より「desknet’sNEO-WebMeeting」サービスの停止を行ってください。
Linuxの場合:ターミナルにてrootユーザーでログインし、「service desknetsNEO-WebMeeting stop」コマンドを実行してプロセスを停止してください。
補足:
WindowsOSのリビジョンアップモジュールの実行時に、以下のメッセージが表示される場合があります。
[エラーメッセージ]
インストールを続行できません。 起動中のプログラムが見つかったため、インストールを続行することができませんでした。 起動中のプロセスを停止し、再度インストールを実行してください。
このメッセージが表示される場合は、以下のいずれかのモジュールが起動していて、上記3.または4.が行われていない可能性があります。再度ご確認いただき、リビジョンアップを再度実施してください。
プロセスチェックの対象モジュール(Windows版例)
・zbatscheduler.exe:[スケジューラー]サービスです。
・zbatalarm.exe:アラーム通知で使用するプロセスです。
・zbatreminder.exe:予定通知で使用するプロセスです。
・zbatuserinfodel.exe:保存期間が切れたユーザー情報の削除で使用するプロセスです。
・zbatsessiondel.exe:有効期限が切れたセッション情報の削除で使用するプロセスです。
・zbatsavedel.exe:保存期間が切れたアクセスログの削除で使用するプロセスです。
・zbatwautorecv.exe:ウェブメール自動受信で使用するプロセスです。
・zbatwrecv.exe:ウェブメール受信で使用するプロセスです。
・zbatdocreminder.exe:[文書管理自動取込]サービスです。
・zrdoc.exe:文書管理の登録で使用するプロセスです。
・zbatoptfts.exe:文書管理の詳細検索の登録で使用するプロセスです。
・zbatwvacuum.exe:ウェブメールの個人アカウントのメール索引の最適化で使用するプロセスです。
・zbatwvacuumshare.exe:ウェブメールの共有アカウントのメール索引の最適化で使用するプロセスです。