スケジューラーの仕様と起動方法

スケジューラーの仕様と起動方法

該当製品:パッケージ版
質問ID:NEO-T0236
対象:全バージョン


スケジューラーとは、desknet’s NEOにて標準機能として提供している定時自動実行サービス機能です。
スケジューラーを利用すると、指定した時間に指定した内容の通知メールを送信したり、ウェブメールにて未ログインの状態でも自動でメールを受信、および夜間に定時処理を行います。

定時処理(※V8.0 R1.0時点)
毎日0:00 有効期限が切れたセッション情報の削除
毎日1:00 保存期間が切れたアクセスログの削除
毎日1:30 保存期間が切れたAppSuiteアプリケーションデータ、集計結果・エラーログの削除
毎日2:00 保存期間が切れた論理削除中のユーザー情報の削除
毎日2:30 プレゼンス機能の集計処理
毎日3:00 削除などにより不要になったAppSuiteアプリケーションデータのクリーニング
毎日3:30~ お知らせ情報の取得処理


「スケジューラー」を起動しできることの詳細は以下の通りです。

V3.5 R1.0まで
「スケジュール」機能で、「予定通知」のメールを送信できます。
「スケジュール」、「ToDo」機能で、「アラーム」のメールを送信できます。
「ウェブメール」機能で、メールの「自動受信」を利用できます。
文書管理」機能で、「自動取込」を利用できます。

V3.5 R1.1より追加
定時処理が行われます。
毎日0:00 有効期限が切れたセッション情報の削除
毎日1:00 保存期間が切れたアクセスログの削除
毎日2:00 保存期間が切れた論理削除中のユーザー情報の削除
毎日3:00 削除などにより不要になったAppSuiteアプリケーションデータのクリーニング

V4.0 R1.0より追加
アクセスログのデータベースへの登録が行われます。
AppSuite」機能で、集計を利用できます。
「AppSuite」機能で、定期通知を利用できます。
定時処理が行われます。
毎日1:30 保存期間が切れたAppSuiteアプリケーションデータ、集計結果・エラーログの削除

V5.1 R1.0より追加
Microsoft 365連携(Microsoft 365連携)」にて自動同期を利用できます。

V5.5 R1.0より追加
「アンケート」機能で、「回答期間」のタイミングで回答開始のメールを送信できます。
「アンケート」機能で、「回答期間」のタイミングで回答期間が過ぎたアンケートを完了します。

V6.1 R1.0より追加
「AppSuite」機能で、定期処理の設定に「データ毎に個別に通知」を設定できます。

V7.0 R1.0より追加
定時処理が行われます。
毎日2:30 プレゼンス機能の集計処理

V7.5 R2.0より追加
定時処理が行われます。
毎日3:30~ お知らせ情報の取得処理


起動方法について
※desknet’s NEO V3.5 R1.1より、スケジューラーの起動方法が変更になりました。

V3.5 R1.0まで

OS付属の「タスクスケジューラー」および「cron」等で時間を指定し、起動します。
※desknet’sクラウドをご利用の場合は起動済みです。 上記を設定する必要はありません。

V3.5 R1.1以降

0時以降のdesknet's NEOへの初回ログイン時に、スケジューラーが自動起動します。
※0時のタイミングでスケジューラーが起動チェックをしています。起動していない場合は、0時以降のどなたか初回ログイン時に自動起動します。一方、0時のタイミングで起動している場合は、0時以降に自動起動しません。その状態で、0時以降に再起動等でスケジューラーが停止された場合、その日は自動では起動せず、翌0時に同様の処理で起動します。その場合、OS付属の「タスクスケジューラー」および「cron」等で時間を指定し起動する方法もご利用いただけます。サーバーマシンの再起動等の後に設定いただくことをお勧めいたします。(先に起動したプロセスが優先されます。)


※サーバーマシンの再起動や、明示的にスケジューラープロセスの停止を行われると、スケジューラープロセスが停止しネオツイのお知らせに「管理者設定スケジューラが起動していません。〜」が表示されます。その他スケジューラーが停止される要件は以下FAQをご参照ください。


※重要※
上記の仕様変更のため、運用中のdesknet’s NEOのデータを別のサーバーに移行し検証作業や本番移行等を行う場合は、ログイン後スケジューラー/文書管理の自動取込が起動し、メールの自動受信やアラーム通知が検証用/本番移行実施後の旧サーバーでも実行される可能性があります。
desknet’s NEO V3.5 R1.1以降、ログインしてもスケジューラー/文書管理の自動取込を自動起動しないように制限するには、以下のファイルをリネームまたは削除する必要があります。
Windows版:
「.\dneo」フォルダ以下の「zbatscheduler.exe」ファイル
「.\dneo」フォルダ以下の「zbatdocstore.exe」ファイル(※V3.5 R1.2より追加)
Linux版:
「./dneo」ディレクトリ以下の「zbatscheduler」ファイル
「./dneo」ディレクトリ以下の「zbatdocstore」ファイル ※V3.5 R1.2より追加
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