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Microsoft 365連携を使用する手順

FAQ ID:NEO-T0501

該当商品:クラウド版・パッケージ版

対象バージョン:V7.0 R2.0以上

「Microsoft 365連携」は、Microsoft 365のOutlookスケジュールとdesknet's NEOスケジュールを同期する連携機能です。

その他、ログイン画面の「Microsoft 365でログイン」でログインいただく事により、ポータルのメニューに配置されました各Microsoft 365アプリケーションにシングルサインオン(OAuth認証)いただく事も可能となります。


※Microsoft 365を利用したSAML認証に関しましてはこちらをご確認ください。



前提

1)ご利用のdesknet’s NEOのバージョンが「V7.0 R2.0」以上であること。

2022年11月30日以降は「V7.0 R2.0」以上へのアップデートが必要となります。

※既にV7.0 R1.0以下のバージョンにてMicrosoft 365連携を使用している環境でV7.0 R2.0以降にアップデート(リビジョンアップ)する際の注意点はこちら


2)desknet’s NEOのサーバーがSSL(`https://~`で始まるURL)に対応していること。

  • Microsoft Azureのアプリケーションの登録で、リダイレクト URLの指定が`http://~`と非SSLで設定が行えないため。


3)本体版のみ利用可能です。モバイルブラウザ版やモバイルアプリ版ではご利用いただけません。


4)Microsoft 365のサービスをご利用中であること。

※「Microsoft 365 Business Premium」や 「Microsoft 365 E3」等、サービスに「Exchange」が含まれている必要があります。


5)desknet’s NEOのサーバーから以下のURLに対しアクセスが可能であること。

[V5.1 R1.0 ~ V7.0 R1.0)]

  • https://login.windows.net/~
  • https://outlook.office.com/~

※https通信の許可が必要です。


[V7.0 R2.0~]

  • https://graph.microsoft.com/~
  • https://graph.windows.net/~
  • https://login.microsoftonline.com/~

※https通信の許可が必要です。


6)管理者設定→基本設定→「ログイン方法設定」の「統合Windows認証によるログイン」およびSAML認証と併用いただくことはできません。Microsoft 365連携をご利用いただくには、desknet’s NEOのログイン画面下部の「Microsoft 365でログイン」を押下し、認証を行う必要があります。(※V7.0 R1.0までの制限となります)


7)Outlook「予定表」との同期に関する制限事項は、制限事項(Microsoft 365連携)をご確認ください。


8)desknet's NEOの有償カスタマイズ版(有償オプション)をご利用の場合、Microsoft 365連携をご使用いただく事で予期しないトラブルが生じる場合がございます。

カスタマイズ版をご利用のお客様は別途弊社担当窓口までご相談ください。



管理者側による事前設定

1. 「Microsoft 365」の設定を行うためのメニューを追加します。

※追加した「Microsoft 365連携」のオプションメニューを、ご利用状況に合わせて、メニューコンテンツやパレットメニューに追加してください。追加の方法は「作成したオプションメニューを表示させる方法」をご参照ください。

※クラウド版をご利用のお客様は「1. オプションメニューを追加する」のURLに「お使いのサーバーがLinuxの場合」の値を入力してください。


2. 上記1.で作成しパレットメニュー等に追加した「Microsoft 365連携設定」のメニューを押下し、Microsoft 365との連携設定を行います。

- 初期設定

  • Microsoft 365連携を行うための初期設定や、Microsoft Azureへの設定追加などを行います。 まずはこちらの画面の内容に沿って設定を行ってください。

- 共通設定

  • Microsoft 365連携を使用するうえで、動作に関する共通の設定を行います。

- ユーザー情報連携設定

  • ユーザー毎のMicrosoft 365連携の設定などを行います。

- 設備情報連携設定

  • 設備情報毎のMicrosoft 365連携の設定などを行います。


3.desknet's NEOの「URL設定」を確認します。

 [管理者設定]>[スパナマーク]>[URL設定]の「アクセスURL(内部):本体」が大文字小文字含め正しく設定されているかご確認ください。


弊社クラウドサービス部門で設定マニュアルを作成しましたので、下記資料もご参考ください。

Microsoft365連携セットアップガイド


利用者側の操作手順

1. 必要に応じて、「スケジュール」データとMicrosoft 365の「予定表」のデータを同期するための設定を行います。

Microsoft 365連携を使用する各ユーザーにて、パレットメニュー等に追加された「Microsoft 365連携個人設定」メニューを開き、設定します。

※システム管理者にて、[Microsoft 365連携設定(システム管理)]のユーザー情報連携設定を実施済みの場合、ユーザー毎の作業は不要です。


2. ログイン中の場合は一度ログアウトをし、再度desknet’s NEOにアクセスし、desknet’s NEOのログイン画面の「Microsoft 365でログイン」を押下してログインし、スケジュールにて予定の登録・追加・削除および「OutLook「予定表」と同期」をクリックします。これでスケジュールの同期が行えます。

※Microsoft 365連携は、ログイン画面の「Microsoft 365でログイン」からログインした場合のみご利用いただけます。(※V7.0 R1.0まで)

※自動で同期を行う場合は、定期的に「Microsoft 365でログイン」からログインする必要があります。(※V7.0 R1.0まで)


3. Microsoft 365連携使用前の初期設定方法でMicrosoft 365関連のメニューを追加いただくことで、desknet’s NEO上のメニュー等に配置された「Outlook」や「Word Online」をクリックすると、各機能にアクセスできます。

※desknet’s NEOのログイン画面の「Microsoft 365でログイン」よりログインいただくことが前提です。



Outlook側の設定

desknet’s NEOのスケジュールと、Microsoft 365のOutlook予定表を同期するには、Outlook側の設定でユーザーに対し、「編集が可能」のアクセス権が必要です。Outlook側にて権限設定を行ってください。 (※本設定は、V7.0 R2.0以上より不要となりました。)




※注意事項※

本機能は外部サーバー(Microsoft 365)と通信を行うため、Microsoft 365のサービス状態やネットワークの状態、およびご利用ユーザー数・同期頻度やデータ量によりサーバーマシンやネットワークに負荷がかかりレスポンスに影響が生じる可能性がございます。


(1)

数百ユーザー以上でのご利用の際は、必ず事前検証いただきレスポンスや動作に問題がないことをご確認ください。


(2)

Microsoft 365連携をご利用で、「自動同期」を「行う」としかつ「同期の間隔」を短い間隔とされた場合や、「自動同期の日数」や「手動同期の日数」の「同期する過去の日数」「同期する未来の日数」の日数の値が多い場合に、同期対象のデータが多くなりましたり、頻繁にデータ同期を行うため、サーバーマシンやネットワークに負荷がかかりレスポンスに影響が生じた事例がございます。

Microsoft 365連携の利用からサーバーに負荷がかかるようになりましたりdesknet's NEOのレスポンスが遅くなった場合は、自動同期を「行わない」と設定いただくか自動同期の同期の間隔を最大の「60分間隔」に設定いただき、かつ同期の日数はデフォルト(7日)以下と設定いただく事を推奨いたします。


(3)

「同期種別」の設定は「desknet's NEOとMicrosoft 365の両方に同期を行う」の双方同期ではなく、「desknet's NEOからMicrosoft 365への同期のみ行う」「Microsoft 365からdesknet's NEOへの同期のみ行う」等の片方同期での運用をご検討ください。

※クラウド版ではMicrosoft 365連携の同期処理の集中による高負荷の発生抑止のため、自動同期の間隔、同期範囲は固定とさせて頂いております。

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