ウェブメールを開くと「データベースアクセスが混み合っています。しばらく待ってからやり直してください。」のエラーが表示されます。

ウェブメールを開くと「データベースアクセスが混み合っています。しばらく待ってからやり直してください。」のエラーが表示されます。

該当製品:パッケージ版
質問ID:NEO-T0144
対象:全バージョン

エラーメッセージ
Copied!
データベースアクセスが混み合っています。しばらく待ってからやり直してください。

以下をお試しください。

1.
システム管理者にてdesknet’s NEOにログインし、[ウェブメール]画面(別ウィンドウではなく元のウィンドウ)にて右上の管理ボタン(歯車アイコン)をクリックし、[システム管理]→[共通設定]にて「本文表示文字数」を「3万文字」に設定し、サーバーを再起動し、エラーが解消するかご確認ください。
※再起動は、Webサーバーのサービスの再起動ではなく、OSの再起動を実施してください。
※本設定は本文(内容)に関しての文字数設定です。添付ファイルのサイズが制限されることはありません。
マニュアル「共通設定を行う

2.
システム管理者にて、[ウェブメール]画面(別ウィンドウではなく元のウィンドウ)にて、右上の管理ボタン(歯車アイコン)をクリックし、[メール索引の最適化]で該当ユーザーに対して最適化を実施し、エラーが解消するかご確認ください。
※週1回~月1回「メール索引の最適化」を実行する等、最適化は定常的に行ってください。
※最適化を長期間行わないと、最適化の処理を実行する時間も比較的長くなります。
※最適化の処理中のアカウントは使用できなくなります。管理者ユーザーより一括でメール索引の最適化を実施する場合は、desknet’s NEOにアクセスしていないタイミングで実施するようお願いいたします。
(最適化の処理にかかる時間は、1アカウントあたり数分~30分程度です。データ量により異なります。)
※本処理は自動で実行することも可能です。

3.
desknet’s NEOがインストールされているサーバーマシンに、ウイルス対策ソフトを導入していて、かつリアルタイムスキャンを実施している場合、「dneo」ディレクトリ配下すべてをリアルタイムスキャンの対象外に設定し、エラーが解消するかご確認ください。
POP/SMTPのポートスキャンを実施されている場合もスキャン対象外としてください。
また、負荷分散構成やWeb-DB分離構成等、desknet’s NEOの各データ格納先を別サーバーやストレージなどの任意の別領域に指定している場合は、そちらのディレクトリ配下も対象外としてください。

4.
desknet’sNEOの構成ファイルに対し、アクセス権を再設定し、エラーが解消するかご確認ください。
また、負荷分散構成やWeb-DB分離構成等、desknet’s NEOの各データ格納先を別サーバーやストレージなどの任意の別領域に指定している場合は、そちらのディレクトリ配下にも実施してください。

5.
PostgreSQL版をご利用の場合、PostgreSQL側にてチューニングを実施してください。

6.
受信処理中(自動受信によるメール受信を含む)に、メールの参照/移動/削除やフィルタによる振り分けを行うと、「データベースアクセスが混み合っています。しばらく待ってからやり直してください」のエラーが発生する場合があります。こちらは機能制限です。

7.
ウェブメール機能の該当ユーザーの[アカウント設定]にて、「その他の設定」欄の「受信メールをサーバに残す」にチェックが入っていないかご確認ください。
他のメーラーで同アカウントのメールを受信していない場合、メール受信時にメールの取り込みチェックをメールサーバーと行うためにレスポンスが発生し、本事象が発生する可能性があります。他のメーラーでメールサーバー上のメールを受信するか、「受信メールをサーバに残す」のチェックを外し、事象が改善するかご確認ください。
※「受信メールをサーバに残す」のチェックを外した場合、受信トレイを開いたときに、メールサーバーに残っているメールをすべて受信します。また、受信済みメールもすべて再受信しますのでご注意ください。

8.
メールサーバーの名前解決にて遅延が発生している場合があります。
[アカウント設定]の”受信メールサーバー(POP3)”や”送信メールサーバー(SMTP)”の設定に「ホスト名」を設定している場合、一時的に「IPアドレス」に変更し、レスポンス遅延が改善するかご確認ください。
こちらで改善する場合は、サーバーマシンのDNSの設定等を再確認する必要があります。

9.
サーバースペック的にデータ量が多く、データの読み込み待ちの状態になっている可能性があります。ウェブメールの各フォルダに保存しているメールを削除し、メールの容量(件数)を減らしてください。メールを削除した後は、該当ユーザーにて「メール索引の最適化」を実施してください。

10.
本事象の原因は、CPUの処理待ちやファイルI/O待ちである場合があります。
参考サーバースペックをご参考いただき、十分なスペックの割り当ての調整を行ってください。
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